令和5年度版・補助金情報

令和5年の地域型グリーン化事業は―

令和5年度の地域型グリーン化事業が間もなくスタートします。

地域の工務店で新築の住宅を建築される方(長期優良住宅であることが必須)にはメリットが大きいグリーン化事業ですが、今年度の概要が発表されました。

6月中旬ごろの着工物件から対象となる見込みですが、残念ながら事業自体は縮小傾向で昨年度のように最大180万円近い補助はなくなるようです。

今年度は100万円前後から、最大で140万円程度になりそうです。また、この補助MAXを狙った場合、年度の前半はこどもエコすまい支援事業に上乗せされるという、少しややこしい形をとっています。

こどもエコすまい支援事業が予算を使い切り終了した場合は、同時にグリーン化事業も対象外となってしまいます。このパターンは少しややこしいので、また事業の詳細が確定したら改めてご説明させていただこうと思います。

もともと、数が少ない枠で年度の前半(1期)は抽選になってしまう事業ですが、今年度も年度後半(2期)で利用するほうが使いやすい補助事業となりそうです。

こどもエコすまい支援事業の状況は―

ちなみに既にスタートしているこどもエコ住まい事業。こちらも長期優良住宅を建築される方は100万円の補助が受けられます。

ただ、こちらは5月22日時点で予算の39%を消化。これから駆け込みもはじまれば、8月にはなくなりそうなペースです。

こどもエコすまい支援事業が終了した後は、補正予算で同じような事業が再開される可能性もありますが、この夏に着工予定の方には補助金が受けられるかどうか判断が難しい、悩ましい状況です。

資材高騰はまだまだ続き…

そして木材費や合板などの価格は高止まりのまま、設備機器の価格上昇も続いています。

例えばLIXILはキッチンやトイレ、洗面化粧台などの水回り商品を4月3日から値上げしました。商品によって差がありますが、2%~25%の値上がりとなっており、値上げはこの1年で3度目。LIXILに限らず、各社同様の状況が続いています。

また、電気代の高騰が続いていますが、松山市では今年度は新築の太陽光発電の補助を行っていません。既築の物件にシフトしているのですが新築を計画されている方には残念な状況です。

住宅の新築をご計画の方には厳しい状況が続いていますが、弊社では補助金の活用を含めたご提案で、少しでも理想の住まいづくりができるよう、お手伝いさせていただければと思います。

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